楽しく生きるブログ

すい臓がんに負けないためのブログです。2013年秋、ステージ4Aのすい臓がんを宣告され、すい臓全摘出、十二指腸・胆管・胆のう・ひ臓全摘出、胃3分1摘出の手術をしました。術後、余命1年の宣告からゲルソン療法と黒焼き玄米茶に出会い、一度は腹膜に転移した癌が消え、現在、4年が経過しましたが、仕事もしながらちゃんと生きています。あなたも希望を捨てず、前向きに生きていきましょう。
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②人工肛門、ステント装着、それともバイパス手術の決断

大腸カメラの検査の翌日、妻とともにクマ先生に検査結果と今後の処置について説明を受けました。

看護師の誘導で、先生のいる部屋に通され、パソコンの前に座っているクマ先生にあいさつすると、先生の説明が始まった。

「橋本さんね、やはり大腸が狭窄してたね、え~と…」といいながら、へったクソな大腸の絵をレポート用紙に描きだした。

「それで、ここの部分がかなりの長さで狭くなっちゃっていてね。」と言いながら、その狭窄部をボールペンで編みかけをして示してくれた。

その絵を見ながら、私はただ

「はい、はい」と礼儀正しく聞いていた。

少し間が空いてから、クマ先生

「で、前にも言ったように、まず人工肛門にして、ここから…」

「人工肛門」という予想もしなかった言葉に、かなり動揺した私は

「せ、先生、人工肛門のことは、今初めてお聞きしました。」と先生の説明をさえぎった。

するとクマ先生

「あっ…そう? そうだっけ? じゃあ、最初から説明すると」と、仕切り直してくれた。

「まず、第一の候補として、狭窄部の手前に人工肛門をつくって、人工肛門なんて簡単だからね、大腸をちょこっと持ってきて、外に出すだけだから、今のは性能もよくてね、臭いもなくなったよ。」と何事もないように話している。

私は、膵臓がんの手術の入院時、四十日間にわたって、同じ病室の人たちが人工肛門で大変な目に遭っているのを知っていた。「臭いがない」なんてうそだ。だって、隣や向かいの患者さんたちが、何か処置するたびに、臭くていたたまれなくて、病室を出ていったことが何度もあった。

そして何より、入院時は看護師さんが親身に嫌な顔ひとつせずに処置してくれます。でも、退院して自宅でどうするんです?妻がやってくれますか?そんな奥さんばかりじゃないでしょう。おなかから「うんこ」が出てくるのを平気で処理してくれる人がそんなにいるとは思えません。外出するときは本当に対応できるトイレのあるところを調べながらしか外出もできない。。。などなど、たくさんのことが頭に浮かんできたんです。

結果、「嫌だ、何としても人工肛門は避けたい」という思いしか出てきませんでした。その思いが私の表情に如実に出たんでしょうね、先生は説明を変えた。

 

「まあ、余り勧めないんだけど、第2の候補としてステントの設置というのがあって、これは内科の先生に頼むんだけどね、狭い部分に金属のバネみたいなのを入れて拡げるんだけどね、あれは、何というのかな~もう年で手術もできないような人の緊急避難的な処置でね、ステント自体も入れてから一カ月もつかどうかかな~だって、一カ月もたないような人しか使っていないから、それ以上のデータがないんだよね」なんて言う

「さらに、がんの浸潤が進むと、ステントをまた入れないといけなくなったり、入れたときに最悪、大腸か破れちゃうこともあるんでね、リスクはあるんですよ。」と、かなりリスクの説明が強くなってきた。

(ステントの画像イメージ 大腸に入れるときには直径2mm程度で、中で広げると最大22mmになるそうです。)

stento01

 

さらに、説明は続いた。

「もう一つ、やるとすればバイパス手術だね。大腸の狭窄部をバイパスして、こっち側とつなぐ手術をするんです。」

三つ目の説明は5秒で終わった。やる気なしって感じがよくわかって、いい説明でした。

 

少し時間をください。妻と相談して決めますのでと、先生に無理をお願いして、その場は出ました。

そして、病室でこんな相談をすると、周りに丸聞こえになるので、病室には戻らず、妻と談話室へ行き、相談しました。

 

妻の率直な感想

①俺の患者は内科になんか任せられるかよって感じだね。

②ステントが一カ月しか持たないというのは、余りにも貧弱な説明だよね、そんなんで保険適用になるはずがない。

③バイパス手術はやる気なしだね。

 

私の率直な感想

①人工肛門は嫌だ。

②がんの浸潤が進んだら、ステントは入れ換えかもしれないが、人工肛門はまた肛門が一つずつ増えていくことになるんじゃないのか?おなかじゅう肛門だらけ?

③人の腹を切ることしか考えてないね、切られた本人がどれだけ後がつらく、悲しい人生になることが何もわかってない。

④俺の残りの人生の時間と、これから処置を天秤にかけて考えると、ステントが最善のような気がする。

 

などなど、本当はもっといろんなクマ先生への悪口が出てきたんだけど、それはパスして、

結論として内科の先生にステントの処置をお願いすることにしました。

後で知ったのですが、大腸のステント処置が保険適用のなったのは、2012年なんですね、ほんの数年前なんです。クマ先生、やっぱ考え方が古いんだわ。

 

あとは、あのいわくつきの内科大先生の腕を信じるしかありません。

間違っても、私の大腸に穴をあけて、外科で緊急手術なんてことにならないことを祈ります。

 

つづく…

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